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ずんどこPR(仮)

ベンチャー広報「きよし」による自由気ままなブログ。氷川きよしさんのファンではありません。発言は個人の見解です。

「エージェント経由は落とす」メルカリとLINEがほしい新しい広報像を聞いてきた(前編)

イベントレポ

こんにちは。きよし(@kiyoshi502)です。

昨日(9月28日)、メルカリさんとLINEさんが合同で開催された広報・PR担当者向けmeetupに行ってきました。

eventdots.jp

日経Fin Tech編集長・原 隆さんがモデレーターとなり
LINE株式会社 マーケティングコミュニケーション室 室長 矢嶋 聡さんと
株式会社メルカリ 取締役 小泉 文明さんが
それぞれの企業が目指す今後のビジョンや広報体制、そして広報に対する考え方をお話されました。

急成長ベンチャー2社が開催するイベントとあって、倍率3倍だったとか・・・?!
多くの広報が注目した中きよしは運良く当選したので、レポート記事を書こうと思います。

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とにかく人手が足りない!LINEとメルカリの広報体制

専門性を持たせつつマーケティングと相互に補完しあうLINE

まずはメルカリ山田社長とは大学時代からの友人というLINEの矢嶋さんから。
今年でサービス開始から5年が経ったLINEは全世界でユーザーが2億2,000人!
なんだか規模が違う。

アジアに注力され続けていますが、
今年7月の日米同時上場時にはタイムズスクエアジャックを実施し、
アメリカはもちろん、社内向けのPRとしても大きなインパクトを与えたようです。

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今後は、「CLOSING THE DISTANCE」をテーマに
人と人だけでなく、人と情報、人とサービスを繋げて生活に役立つ存在を目指していくとのこと。
LINEという強固なメッセンジャープラットフォームを武器に、
LINE MUSICやLINE LIVEなどのコンテンツプラットフォーム、
さらにはLINE PayやLINE MAN(タイのみで展開しているオンデマンド宅配サービス)といった
ライフプラットフォームをかけ合わせて日常生活をジャックしていく予定だそうです。
元気とLINEがあれば何でもできる世の中になりそうですね。

そんなLINEさんの気になる広報体制はこちら。

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矢嶋さん率いるマーケティングコミュニケーション室は

という5つの組織に分かれているそうで、
国内PRは8名がそれぞれ担当サービスを持つ形で動いていらっしゃいます。
8名と聞くと多そうですが、サービスの数や上場企業ということを考えると「足りない!」というのも納得。

矢嶋さん曰く

広報が強いところは広報がやればいいし、リーチならテレビCMやターゲティング広告の方がやっぱり強い。マーケティングコミュニケーション室はサービスや状況に応じて手段を変える補完的な組織形成になっている

とのことでした。

広報担当は1人だけ!採用と連携して動くメルカリ

お次は数々のベンチャー企業立ち上げに携わってこられたメルカリの小泉さん。

サービスローンチからわずか3年半にして日米5500万DLをほこるメルカリ
今年のハロウィン仮装用の服やら靴やらはほぼメルカリで調達したほど私も愛用しています。

最近も突然米国iOSアプリランキングで3位になり、大きな話題を呼びましたよね。
(どうやらアメリカのインフルエンサー
友達を紹介すると2ドル分のポイントがプレゼントされるキャンペーンの際に、
SNSに招待コードを書いて拡散しまくったのがバズった要因だったんだとか)
現在はUK進出準備の真っ最中だそうで、ますます注目されることが容易に想像できます。

メルカリ急成長の背景に何があったのか。
小泉さんは2014年2月ころの160万DLから1000万DLを突破するまでの1年間の施策を教えて下さいました。

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2014年3月に14.5億の資金調達を実施し、2ヶ月後の5月には3億円を使って初のTVCM。
この時も幅広い世代ではなく、コアユーザーである20代〜30代の女性に響けばOKということで
「TERRACE HOUSE」のメンバーをCMキャラクターに選んだのだそうです。
このCMの効果で100万DL伸び、認知度もアップ。
Wantedlyを活用しはじめたり、自社サイト経由での応募が増えるなど、
自分たちの言葉や力でメッセージを届けることができるようになっていきました。
その後9月にはUS版をスタートし、翌10月に再びTVCMを打つタイミングで資金調達をされています。

ここまでメルカリには広報担当者がいません。
メルカリの場合は調達した資金の一部でTVCMを打ち、一気に認知度をあげてから広報活動をスタートさせていったといいます。

そして話は現在のメルカリの組織体制へ。

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コーポレート部門を統括する小泉さんは広報が果たす役割として

ユーザー数の増加と採用。それしかないでしょう。

とおっしゃっていました。

メルカリ唯一の広報である中澤さんと小泉さんは席が隣同士。
人事も含めて丸テーブルで毎日一緒に社内外に発信するメッセージを考えられているそうです。
メルカリといえばHRオウンドメディア「mercan」も話題。
「尖ったメッセージ出しすぎたな」と思ったらmercanで20代社員のインタビュー記事を書くなど
常に人事と広報が連携しながらコーポレートメッセージを発信されています。

ネガティブな報道にはどう対応する?広報のKPIは?赤裸々に語る両者の広報活動は後編でお伝えします

ここからは、モデレーターの原さんや来場者が聞きたいことが
Q&A形式で展開されていきました。

ということで、長くなりそうなので前半はここまでにします。
タイトルで触れている「エージェント経由は落とす」についてもご紹介しますので
後編もお楽しみに!(今日明日には書き上げます)

※Special Thanks
写真は一部(というかほとんど)VeJapan広報の杉本さんに撮っていただいたものを加工して使用しています。ちんまいさん、ありがとうございます!

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